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東アジアカップ2015の順位が最下位に終わった日本のサッカーの現実

   


9日、東アジアカップ2015の最終戦中国戦が行われ1-1の引き分けに終わりました。
この結果日本は最下位で大会を終えることになりましたが、果たしてこの結果を意味することとは一体何でしょうか。
そもそも日本はこの大会が始まる4日前の水曜日にJリーグの試合がありました。この大会に選ばれた選手達は皆Jリーグ所属の選手たちです。
つまり中3日で初戦の北朝鮮戦を戦わなければなりませんでした。
しかも季節は夏です。こんな暑い時期にしかも過密スケジュールで大会に参加しなければなりませんでした。
東アジアカップに参加している他の国よりも明らかにコンディションでのハンデがあったのは間違いありません。
とはいえ、この大会の意義はハリルホジッチ監督の新たな選手の発掘でもありました。
そんな中、このコンディションで選手たちは結果を出さなければいけませんでした。
果たしてこの状況で選手たちがアピールできたのでしょうか。

 

東アジアカップ2015での日本代表のプレーはどうだったのか

まず、初戦の北朝鮮戦は選手の動きに明らかに差がありました。

もちろんそんな中、先制点をあげた武藤選手は素晴らしいと思いますが、試合が進むに連れて運動量に差がでました。

前線での川又選手のボールのおさまりは酷く、名古屋でコンビを組んでいる永井選手を初め前線の選手と上手くかみ合いませんでした。
次第に北朝鮮のパワープレーに手を焼く守備陣。ボールが繋げなくなる攻撃陣。
連携が上手くかみ合わずミスを連発する日本代表はやがて逆転負けをしてしまいます。

第2戦の韓国戦は選手を入れ替えた効果もあってか、足が止まることはありませんでしたが、中盤でのボール回しや最終ラインからの繋ぎでは相変わらずミスを連発していました。
北朝鮮戦から代わって先発の興梠選手は本来のワントップの動きが出来、ボールの収まりも大分マシにはなったものの、前線の選手と上手くかみ合わずチャンスもなかなか作れませんでした。
韓国の早いプレスもあったにせよ、本来の日本代表ならばもっと戦えたはずです。
先制点を取られたものの、山口選手のゴールで追いつきそのまま1-1の引き分けで試合終了。

そして最終戦の中国戦は、この2試合に比べ明らかに選手たちのコンディションが上がっているのが観て分かります。
立ち上がり失点したものの、北朝鮮戦に続く武藤選手のゴールで追いつき、そのまま1-1の引き分けに終わりました。
この日、本来のポジションであるボランチに遠藤選手が起用され持ち味を発揮していました。
しかし相変わらずワントップの川又選手はボールの収まりとキープなどにミスがあり前線での連動した動きがストップしてしまいす。

後半から興梠選手がワントップに入ったらようやく日本らしい連動した動きで相手守備陣を崩せました。
しかし、チャンスに決められないのは相変わらずの日本代表です。

日本は東アジアカップを舐めてるとしか思えない

このようにいくらJリーグで活躍している選手を集めても、急造チームで戦っても決してレベルが高いとはいえない大会ですら、1勝もできないのが今の日本のサッカーの現状です。

そもそもこの東アジアカップとう大会を日本サッカー協会はどう位置づけているのか全く伝わってきません。

タイトルを獲ることを義務付けているのであれば間違いなく協会の人間の認識の甘さを露呈しています。何故Jリーグの日程をずらすことをしなかったのでしょうか。
今の日本代表の状況はアジアカップでUAEに負け、監督を更迭してハリルホジッチ監督を呼び、2018年W杯2次予選ホームでシンガポール戦で引き分け、サポーターからの風当たりが強くなっていた時期なのに、この厳しい日程の中で新たな選手を発掘する意味も含めて優勝を義務付けたのなら日本サッカー協会はこの大会を含めてサッカーを舐めてるとしか思えません。
ただ参加するのであればやる意味はないはずです。

東アジアカップこそ貴重な強化試合になる

2014年ブラジルW杯で惨敗し、アジアカップでもベスト8止まり、W杯2次予選ホームでシンガポール戦に引き分け、そして今回東アジアカップで未勝利最下位。

果たして日本代表は強くなっているのでしょうか。

今まで散々強化試合とうたってホームで試合をしてきましたが、対戦相手はやる気なし、モチベーションが低い、コンディション最悪といった国とホームで試合したところで強化試合になっていないということが問題です。
だからこそこの東アジアカップは貴重で、対戦相手は日本相手に高いモチベーションで戦ってくる国が3カ国もいるのに、なぜベストコンディションで戦わせなかったのか理解に苦しみます。
今後サッカー協会はどうやって日本代表を強くしていくのかというプランを大きく見直し、この大会の惨敗を生かしてもらいたいものです。

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